第六部 〜ワルシャワ市長・公使表敬訪問〜


本日のスケジュール

■ ワルシャワ市表敬訪問
■ ポーランド公使邸 訪問


ウッジからワルシャワまで車で約2時間。11時にワルシャワ市役所なので8時には出発.
朝は苦手だが、なぜかこのような時は目覚まし無しでも起きることが出きる。不思議だ。

途中ガソリンスタンドへ立ち寄り貴重な水を確保する。生水の飲めない外国では水は必需品。ジュース(果汁・コーラ系)もあるけどやっぱり水がうまい。ペットボトルだからずっと持ち歩けるし。
こちらでは普通の水or炭酸入りの水がある。炭酸水は日本ではあまり馴染みがないが慣れるとおいしい。ちなみに500mlで40〜50円ぐらい。

ちょうど2時間でワルシャワ市に到着。それまで3日間しか居てないのになぜか故郷に帰ってきた気がする。
いったんホテルに戻り箕面市長からお預かりした表敬文とお土産をもっていざワルシャワ市役所へ。
その日市長は多忙のため副市長のリシャルド・ミクリンスキーさんと会談。代表して佐藤先生が表敬文を読み上げる。実は佐藤先生の静岡県浜松市とワルシャワ市は姉妹都市関係にあり、文化交流も盛んだ。そしてその交流の橋渡しをしているのが緑川さんだったりする。(う〜ん、みんなつながってるんですね。)
大柄でスキンヘッドの副市長は見た目、かなりやばい。しかし実はお茶目で優しいおじさん。隙あらばジョークを連発して場を和ませてくれた。そういう配慮もあり、最初は緊張のあまり言葉の無かった日本の面々も、徐々に話しが盛り上がった。そして30分程の短い時間だったが無事訪問を終えた。

外国に行くといつも感じるんですが日本人ってつくづく会話が苦手ですよね。それは日本独特の作法や言葉の多さ(敬語・謙譲語?・タメ口 他・・・)にも原因があると思うんですが、一番の原因は、まずは自分を隠して相手の動き、出方を探ろうとしません?(私はそうです(^^; )だからきっかけが無いといつまでたっても距離が近づかないんですよね。自分のガードを解かないと相手もガードは解かないということです。
結論!日本人はもっとジョークを勉強しよう!(おやじギャグはダメですよ)

ここで通訳のアンナさんとお別れ。あれ?アンナさん初登場でしたっけ?いままでお世話になっていて失礼しました。(^^;
少し御紹介を。アンナさんは日本人のだんなさんを持つ非常に優秀なオフィシャル通訳士で
とてもチャーミングな女性。北海道大学で日本語を勉強され、今はポーランドに住んでいらっしゃいます。もう日本語はめちゃめちゃ上手。おみそれしました〜っていうほど。(少なくとも私よりはるかに・・・)またお会いしましょう!



その後時間が空いたので、一人で町をぶらぶらする。お土産を買おうと思ったが百貨店らしきものは無く、小さなお店がちょこちょことあるくらい。キオスクはたくさんあるのだけれど、店舗はガラスで覆われていて手にとって見る事が出来ない。結局ほとんど買うことが出来ずホテルで一休み。


夕方6時ごろポーランド公使 金安氏の御自宅で夕食を御馳走になる。こういった方とお会いできるのも緑川さんの力があってこそだ。
特別地区に建てられたマンションは警備も厳重で政府関係の方専用の建物であろう。
「そろそろ日本の料理が恋しくなる頃でしょう?」という奥さんのうれしいお心遣いで
久しぶりに日本の料理を頂く。全て手作りのその料理はホント格別においしかった。(^^)そしてしばし晩餐を楽しみ公使邸を後にした。


ポーランド在中も早いもので明日が最終日。ここでお詫びを。
第五部の最後に「明日はバレエ鑑賞と芽衣ちゃんのお家へ」と書いていましたが、ウソついてました、完全に1日とんでいました・・・m(__)m  だから言ったでしょ、徐々に記憶が薄れてきてるって・・・(逆切れ)。明日は正真正銘、上記の通りです。失礼致しました。


今日の写真はございません

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